麻のシャツのような住まい
二〇二二年 蓮田市

  1. HOME
  2. 麻のシャツのような住まい[蓮田市|2022年]

白い麻のシャツのように

住まいは暮らしの器。
家族が寝て食べてくつろぐ、
いわば「ふだん着」の場所です。

華やかなブランド物のドレスやワンピースは素敵ですが、
自宅でくつろぐときにふさわしいでしょうか?
窮屈だったり、シミを気にしたりと、
くつろぐどころではなくなってしまいそうですね。
豪華な内装の住まいは、いわばブランド物のドレス。
「あなたらしい暮らし」にぴったりなのは、
どんな服でしょうか?

私たちが提案するのは、
上質な素材で誂える「白い麻のシャツ」のように快適な
暮らしのための器です。

飾りがなくても品があり、
柔らかで涼しい白い麻のシャツは、
様々なコーディネートを楽しめ、
着る人を美しく引き立てます。
心地よさ、落ち着き、気品があり、
澄み切った空気が流れる住まいを設えます。

そして、台所、洗面、収納の高さや大きさ、
スイッチや水栓の位置等、
あなたの暮らしにあわせて誂える、
まさにオーダーメイドのシャツのように
「あなたの体にぴったり」な器です。

そんな市中山居の「白い麻のシャツ」の考えをお客さまに気に入っていただき、
ご依頼いただいて設計したのが「麻のシャツのような住まい」。

若いご夫婦が小さなお子さまと暮らす住まいです。
いままでも、お父さま、お母さまもご一緒にみんなで、
広々としたウッドデッキでバーベキューを楽しみ、伸び伸びと暮らしてきたご一家。

住まいのコンセプトは、
「自然、家族との絆が育まれるよう、リビングとデッキを住まいの中心」としました。

住まいの中心になるのは家族がくつろぐリビング。
丸柱と大らかな勾配屋根で守られ、幅2m以上の引込戸を開ければウッドデッキと1つとなります。

第二のリビングとなるウッドデッキ。
深い庇に守られ、間口4.5m×奥行4m、広さ10帖あり、
椅子とテーブルをゆったり並べられる広さです。

朝、鳥のさえずり、木漏れ日、新鮮な空気を楽しみながら、コーヒー、紅茶を味わい、
昼、子供たちと一緒にBBQを食べてお昼寝、
夜、鈴虫の音を聞きながら、月見をする...

自宅にいながらにして、グランピングしているかのような心地よさが味わえます。

水回りをコンパクトにまとめたり、
駐車場からパントリーへ直結する勝手口を設けたり、
暮らしやすい工夫もたくさん盛り込みました。

お客さまのこだわりの1つが、赤松の無垢フローリング(幅広)。
自然と住まい研究所さんが施工した「守谷の家」にお邪魔したとき、一目ぼれしたものです。
コロナ渦で建材の価格が高騰、供給が不足する中、工事費を自然と住まい研究所さんと調整しながら、
なんとかリビングに実現することができました。
現場監督さん、大工さん、職人さんも手間暇を惜しまず作り込んでいただき、
品よく仕立て上がりました。

おじいさまが大切に育てられたお庭は、
造園家の小林賢二さんの手で、新たに生まれ変わります。
でも、大きなベニシダレモミジはそのまま。
自然、家族との絆をこれからも紡いでいきます。

2022年10月竣工予定 埼玉県蓮田市 敷地298m²(90坪)  延床166m²(50坪、駐車場、ウッドデッキ含む)  
施工:自然と住まい研究所、造園:小林賢二アトリエ
写真:市中山居
外装:ジョリパット吹付、内装:大谷石・赤松無垢フローリング・杉無垢フローリング・クレイペイント ・木建・障子

お客さまの声
https://shichusankyo.com/2023/01/28/voiseasa/

動画|お客さまの暮らしぶり|2023年8月1日18時YouTube公開